飲み水は最低1週間分を確保しておくと安心です。備蓄に便利なのはペットボトル。購入する際は、軟水を選ぶとよいでしょう。避難した施設で、ケージ内のペットに給水ボトルを使用することもあります。給水ボトルを購入された際には、事前に使用して慣れさせておきましょう。
動物病院で対応可能
東日本大震災後、私たちの病院でもメーカー倉庫の被災あるいは流通停止により、その後の1~2週間も品不足や欠品状態が続きました。流通が安定するまでは、おおよそ1週間ほどかかるようです。フードなどの消耗品は、少なくとも3~5日程度の余裕は持っておくと良いでしょう。療法食や指定フードがある子には、1週間分以上の備蓄がお勧めです。
緊急時になかなか手に入りづらい、猫砂やペットシーツ。猫砂の種類が変わると、トイレに入らないネコちゃんもいます。普段使っているものを多めにストックしておきましょう。また、ペットシーツは『人間用簡易トイレ』としても使えて被災地で大活躍だったそうです。長期保存できるので、物置や車内など分散して保管すると便利です。