最近よくしつけ教室で「本でこう書いていたので実践してみたらひどくなった」「昔から犬のしつけはこうと決まっているのでこうしてみた」等のお話をよく聞きます。
犬も人と同じように性格や個性があり、その犬に合ったしつけをしないと逆効果となってしまう事があり、犬のしつけはひとつではなく沢山の方法があるのでその中で何が合っているのか探し出す必要があるのです。
例えば、怖がって咬みつこうとしている犬に「この犬は反抗的だ!叩いてしつけるんだ!」と言って叩いてしつけをしてしまうと余計に人に対する恐怖心をあおってしまいます。
人に警戒している場合はまずは人を怖がらせないようにしなくてはいけません。
パッと見て犬が歯を見せて威嚇をしていれば、反抗的に見えるかもしれませんが、その裏側には恐怖が隠れている可能性があります。それを見抜くのは一般の家庭では難しいかもしれません。
逆に遊びたくてただじゃれて咬みついているだけなのに、本気で襲い掛かってくる!と思ってしまう飼い主さんも多くいます。
判断に迷った時は「しつけの本」等に頼らすに、まずは専門家に判断してもらうのが一番のベストかと思います。
信頼関係を深める為に、そして愛犬の将来の為にその犬その犬に合ったしつけ方を心がけましょう。そうする事により、飼い主と愛犬の素晴らしい関係が築きあげられるようになります。