ドッグトレーナー佐々木の
しつけコラム

Vol.61 犬の気持ちになってみよう

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何故うちの子はいう事を聞かないの?他の子は犬と仲良しなのにうちの子はどうして逃げてばかりなの?
等と悩んで相談にくる飼い主さんが多くおります。
犬に合ったトレーニング次第で愛犬は答えてくれるとは思います。ですがその前に一度自分が愛犬になったつもりで考えてみましょう!目線の低い視界の狭い犬になって突然他の犬が勢いよく挨拶に来られたら?どんな気持ちでしょうか?
またじゃれてしつこいワンちゃんになってみましょう!
自分は遊びたい!!でもじゃれる仲間もいない・・・。相手は人間だけです。よし!目の前に足があった!動いて面白そう!追いかけて捕えてみるぞ~!!なんか人間が大騒ぎしている~これはもっとじゃれたら大騒ぎの「音」が鳴るかも!!となるわけです。
他の犬が苦手で逃げたりするのも人にじゃれついてくるのも犬の気持ちになってみるとどうしてか?が分かってきます。
あ~!うちの犬はダメ犬だ!と悩む前に一度犬の目線になってみて自分だったらこうして対処してもらうと分かりやすいかも!?というのを分析してみましょう。
特に犬(動物全般)は言葉がないのでコミュニケーションはすべてボディーランゲージで行われています。人に対してもそうです。安心させたり・・・行動を止めてあげたい時は・・・大声を出すのではなく行動で教えてあげると距離が縮まるかと思います。
安心感が出てくると落ち着きも出てきますのでそのような関係が出来上がってきたら「コマンド」を覚えさせてあげるとすぐに答えてくれるようになるでしょう。