ドッグトレーナー佐々木の
しつけコラム

Vol.172 子犬が産まれた環境を知りましょう

子犬を飼う場所といえば、まずはペットショップでの出会いが殆どでしょう。しかし、ペットショップでは来る前の子犬についてどのような環境だったか、販売員は把握できていない事も少なくありません。

その事から、子犬の以前の生活リズムや環境が分からず、迎えて自宅に来たものの、極端に怖がりな子であったり、攻撃的な子であったりする事もあり、それが飼い主のしつけが悪いから?とか、犬の性格が悪いから?と飼い主や犬を責める事になったりと悲しい問題となってしまいます。

そのような事を避ける為にはどのようにすればいいのでしょうか?

●ショップで迎えても以前の生活がどのような環境だったかを教えてくれるショップを探しましょう。

色々なショップがありますので、その中でも来る前はどのようなブリーダーさんから来たのか?兄弟とどのくらいの期間いたのか?周りの環境など教えてくれるショップもありますので、できる限り知っている情報を聞いてみましょう。場合により、ブリーダーさんに問い合わせくれるショップでもいいかと思います。

●どのような性格か?

ショップに来ると「よそ行きモード」になっている子も少なくありません。ブリーダーさんにいる頃がその子の性格がいちばん分かる状態かと思いますので、大人しい、やんちゃ、大げさ、ビビり等の簡単な情報でもいいので確認してみましょう。

●ショップではなくブリーダーから直接迎える

ショップは手頃で直接色々な種類の子犬を見る事ができるので子犬を迎えやすいのですが、性格やしつけや社会化期についての取り組み等は曖昧か事もあります。

ブリーダーにより違いもありますが、迎える前の環境を直接見る事ができる。兄弟犬や親犬に会える、現在の生活空間がどのようなものかも確認する事ができるので、たくさんの子犬の中から自分の生活に合った子犬を選ぶ事ができるかと思います。

そして、ブリーダーだからどこでも良いと言うわけではなく、できる限り家庭の環境に近いブリーダーを選び、生活音に慣れている状態で家庭のリビングで繁殖をしているブリーダーさんをおすすめします。

最終的に行く先は、一般家庭に行くのですから、生活音を赤ちゃんの頃から聞かせているブリーダーさんがおすすめです。

●母犬・兄弟犬だけではなく、色々な犬種ともコミュニケーションが取れている

イメージ

どうしても多くあるのが、小型犬の子犬は大型犬に会うと警戒して吠えたり、大型犬の子犬が小型犬に会うと狩猟本能で捕らえようとしたりと…慣れていない場合が多くありトラウマになる事も多くあります。同じ犬種は大丈夫なのに他の種類は駄目な子もいるので、子犬のうちから社会化に取り組んでいるショップやブリーダーさんが良いでしょう。

と言うように、迎える前からどの環境が今の自分に合った子犬なのか?迎える前の環境により性格も変わっていきます。

イメージ

現在DOGWANでは4匹のトイプードルの子犬が産まれ生後1ヶ月半になります。小さくてもすくすく育ち、社会化期に突入してきたのでトレーニングのスタートを始めました。トレーニングと言っても、掃除機の音に慣らし、自分より大きい犬に会わせる、身体のどこに触っても大人しくできるトレーニング、トイレのトレーニング等すでにスタートしています。生後2ヶ月を過ぎた頃は1人ずつのハウストレーニングもスタートしていきます。

このように、この時期の短期間のトレーニングで出発する頃には犬に慣れ、甘噛みも低減され、新しいお家にいっても情緒が安定し、規則正しい生活を送る事ができるのです。

勿論引き渡し後のしつけのサポートは1歳になるまでしているので、飼い主さんとは販売したらそれで終わり…というのではなく、迎えてくれた後もお互いの幸せの為に、責任を持ってサポートしたいものです。

見た目だけの可愛さだけで選ぶのではなく、長年付き合っていくのは産まれた環境やその子の性格が重視となってきます。ファッションやぬいぐるみではありませんので、見た目ではなく、性格もみながら、きっと飼っていればなんとかなるだろう…?ではなく、今の自分の生活にはどの子が合っているか?を考えて迎えましょう。

不安のない、手のかからないいい子にめぐり会えると思います。