ドッグトレーナー佐々木の
しつけコラム

Vol.120 子犬の自立トレーニング

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子犬達が生後60日を迎えました。
この頃の時期になると母親は母乳を与えるのを嫌がるようになり、子犬から逃げるようになります。
そうなってくるといよいよ「親離れ」の時期がスタートです。
ここからは兄弟同士で生活をし、人との関わりを増やしていきます。

そしてこの時期から、トイレのしつけもスタートです。3頭とも来月には新しいお家に旅立っていきます。その事を踏まえて、ひとりずつのハウストレーニングも同時に行います。
トイレは出来るだけ大きく子犬の体の二つ分のスペースを取り身体からはみ出さないようにするといいでしょう。
今の所、子犬達のトイレトレーニングは8割方成功しており、順調に進んでいます。
ハウストレーニングも夜は寝て朝は起きるリズムが出来てきています。昼間は兄弟たちを一緒にして夜までフリーにして遊ばせるのですが、この兄弟との関わりがあると夜はグッスリです。そして兄弟同士で甘噛みし合い、力加減も覚えてきます。
甘噛みのトレーニングも同時にしていますが、この3頭は人に対して噛む対象と認識していないので、甘噛みする事は殆どありません。
ただし、ここで人が楽しんでじゃれ遊び等のコミュニケーションを取ってしまうと人に対しての甘噛みが増えてくるので歯が生えかわるまでは注意してトレーニングを行います。
小さい頃からのトレーニングはこの生後2か月からスタートするのが大切で、呼び戻しもごはんの時に必ず名前を呼び人の所に来るように教えます。
子犬達はまだ生後2か月ですが、大体認識できるようになってきました。
子犬の能力は計り知れないものがあります、まだ大丈夫・・・!と思わずに「今が大切!」子犬は産まれてすぐからトレーニングです☆
これからこの3頭がどんな子になるか将来がとても楽しみですね♪