ドッグトレーナー佐々木の
しつけコラム

Vol.84 犬のせい?しつけが足りない?

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吠えたり、飛びついたり、怖がったり、いたずらしたりと人が生活する上で困った行動が出てしまっている犬に対して「どうしてこんなにうちの犬がバカなんだ・・・。」「なんでこんな犬になってしまったのだろう・・。」と犬のせいにしてしまう方がおりますが・・・。
犬はとても賢い動物で、性格も様々です。
小さい頃から手がかからない大人しい犬も中にはいますが、大体はやんちゃでいたずら大好き、 それは元々の性格と言うよりはそれが犬の性質なのです。
その性質を理解せずに理想だけで迎え入れてしまうと、後から困った事になってしまう事も少なくはありません。
犬の性格はみんな違いますが、人に合わせるようにコントロールする事はしつけをする事で可能になります。興奮して誰にでも飛び掛かるやんちゃなワンコも「マテ」のコマンドで待てるようになったりと、これは飼い主の努力が必要となります。
犬と一言で言ってもぬいぐるみのようにかわいがるだけではうまくいきません。
性格でしつけの量や時間は様々、その子その子によってかける時間も違います。
その性格も受け入れて全てを認めて可愛がってあげましょう。
もし、自分の愛犬が咬みつくようになってしまったら・・・?トイレを外すようになってしまったら・・・?
まずは犬を責めるのではなく、自分はどのように接していたか?犬のちょっとした行動を見逃してなかったか?と再確認をして下さい。
必ずなにかのきっかけがあるはずです。犬を疑う前にまずは自分の行動の再確認!これが犬との関係をより良くしてくれるひとつの方法となるのです。良い関係を目指して、犬をコントロールできるように飼い主さんも迎えたその日から愛犬と共にお勉強をしていきましょう!