ドッグトレーナー佐々木の
しつけコラム

Vol.77 生活に合った動物を迎えましょう

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近頃、癒しの為に流行のプードルやダックスフントを迎え入れる方が増えてきております。
犬を迎えるにあたって、しつけや子犬の社会性についても人が常に傍にいてあげれる環境が理想となります。
所が仕事で夜しかいない一人暮らしの家庭や、子供に手がかかり犬を放置してしまう状況だったりと、犬を迎え入れたものの面倒を見きれない!という現状も少なくはありません。
犬と言っても思っているより手がかかる動物です。
ペットショップに行くとついつい色々な種類の犬の方に目が行ってしまうものですが現実を考えると、迎え入れたその翌日に側についてあげる事が出来ない中で子犬を飼うのは犬にとって無理な環境とも言えます。
そこで、犬を迎え入れるのではなく、他の動物に目を向けてみてもいいのでは?と思うのです。
例えば猫でしたら、トイレは本能ですぐに覚えてくれます。
性格にもよりますが、割と人が常に傍に付きっきりになっていなくても大丈夫な子が多いので、仕事がちな家庭には向いているのではないでしょうか?
でも、どうしても犬を迎え入れたい!と言うのであれば子犬ではなく家庭の環境に慣れている成犬を迎えるというのもオススメします。
ペットショップではなく、保護施設等で飼い主に見放されてしまった犬を迎え入れるのは人にとっても犬にとっても良い事なのではないでしょうか?
犬と言えば子犬を迎えいれるイメージが強いこの世の中ですが、観点を少し変えてみて成犬を迎えてみてもいいかもしれません。子犬と違って性格が出来上がっていますのでしつけの心配もない子を選べば落ち着いた生活が出来るのではないでしょうか?
まずはペットショップに行く前に保護施設へ足を向けてみてはいかがでしょうか?
きっとお互いにとって幸せな生活が見つかるはずです。