ドッグトレーナー佐々木の
しつけコラム

Vol.73 吠えるのは悪い?

イメージ

来客が来ると吠える、犬を見ると吠える、遊んで欲しいと吠える・・・。
犬には色々な場面で吠えてしまう事が多くありますが、人との生活のうえでこの「吠える」という行動はあまり、好まれません・・・。
ですが犬は吠える動物です。吠えるという事をまず理解してあげましょう。

吠えるのには意味がある

犬の方も何でもかんでも嫌がらせで吠えている訳ではありません、例えて言うなら新生児の赤ちゃんの様に思って下さい。泣くな!という方が難しい事なのです。犬からまるで会話を奪ってしまうようなもの全てにおいて吠えるな!というのはあまりにも可哀相すぎるのです。
吠えるのは嫌だ!という飼い主さんが多くいますが、吠えるのにも理由があります。
それが、要求なのか警戒なのか嬉しいのかさまざまですが、要求に関しても「おなかを壊していてトイレに外へ行きたい!」という様な事で訴える犬もいます。そのような事でも叱ってしまうとあまりにも可哀相な状態になってしまいます。よく観察し犬を理解する事も大切です。

ポイントは吠えても良いので「ストップ」が効く事

吠えをゼロにする必要はありません、来客や警戒などで吠えた時に「ストップ」ができるように教えておきます。
もしそれが緊急な要求(体調が悪いなど)であれば犬を日ごろからよく観察している飼い主さんであれば理解できるはずです。全てを辞めさせるとなると犬の方もストレスになってしまいます吠えていてもいいので「ストップ」を理解させ、何故吠えているのか?を知ってあげれる事が大切になります。

犬との大切な会話、認めてあげましょう