ドッグトレーナー佐々木の
しつけコラム

Vol.55 犬の車酔いについて

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北海道は雪が解けてきて春の兆しが見えてきました!これからの季節は愛犬とお出かけする機会が増えてくるのではないでしょうか?
よくご相談で、「車の中で落ち着かない・車に酔う」と悩む飼い主さんが多くいます。
まず対策として、車の中では子犬の時期から用事がなくても車に乗せて慣らすようにトレーニングをしましょう。そして、あちこち動き回っていると興奮してしまって吠えたり、排泄をしてしまう犬がいます。
それを予防する為に「キャリー」を利用するようにしましょう。キャリーは犬にとっての「シートベルト」となり事故を防止する事もできます。興奮させない為、愛犬の安全を守るためにもキャリーに入れて車に乗せるようにしましょう。
キャリーに入った時は「良い事がある!」と思わせる為に必ずご褒美を与えるようにしてください。次第に自らキャリーに入るようになってきます。

そして、もう一つの「車酔い」ですが、車に慣れていない子犬に多く、緊張から来るものとも言われています。
慣れるまでは、犬の様子が常に見れるように、吐く前に車を止めて休憩を取りながら車を動かします。吐く前にはよだれが出たり呼吸が荒くなったりするので、このシグナルが出てきたら車を止めて体に触ってあげて落ち着かせてあげるようにしましょう。
1日5分だけでも構いませんので車に乗せてあげると次第に酔う事がなくなってくるので、チャレンジしてみて下さい。これから花見のシーズンにもなりますので、愛犬とドライブしながら一緒のお花見!も夢じゃないですね♪