ドッグトレーナー佐々木の
しつけコラム

Vol.15 飼い主様と同じ行動をしていますか?

お家のワンちゃんを少し観察してみてください。飼い主様と同じ行動をしていますか?飼い主様がお部屋でくつろいでいたら、一緒にくつろいでいますか?お散歩中に近所の方とお話をしている時、ワンちゃんは立ち止まっていますか?喜んだら一緒に喜んだり、可愛がるもの(赤ちゃんや子猫など)を一緒に可愛がろうとしますか?

実は飼い主様と同じ行動をすると言う事は、信頼関係がしっかり築き上げていれば必ず出る行動なのです。

もし、この行動が現れていないようであれば、まだワンちゃんと飼い主様との信頼関係が足りていない状態になります。

子犬の時期には、遊びが中心になっており、上記の行動は見られない事が多いですが、1歳ぐらいになるまでに きちんとトレーニングをする事によって、1歳になるまでには飼い主様と同じ行動を取れるようになってきます。

1歳過ぎても、しっかりとトレーニングをすれば他の犬を見て吠えたり・うろうろして落ち着かなかったりする事がなくなってきます。特に、新しく向かい入れた子犬や生まれた赤ちゃんを一緒に可愛がろうとする行動は信頼関係があるからこそできる行動で、「やきもち」のような行動をすることもなく、家族が円満に生活ができるのです。

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これは、オス・メス関係なく出る行動なので「オスだから母性本能がない」と言うわけでもありません 我が家にいる6歳のトイプードルはオスですが、子猫だろうが、人の子供だろうが私が可愛がるものを一緒に可愛がります。そして、守ろうともします。守るといっても「独占欲」が出る事もなく、私が赤ちゃんに近づくとすぐにその場所を譲ってくれるのです。

私の子供ですが・・・トイプードル「あずき」が赤ちゃんの側にぴったりと寄り添い他の犬を寄せつけません。ちなみにあずきは向かいのこのワンちゃんが苦手なので 特に守ろうと頑張っています。(だからといってケンカに発展する事はありません)ひたすら、側で寄り添うだけです。

しっかりと信頼関係を築き上げる事はとても大切です。もし、自宅のワンちゃんがそわそわして、落ち着かなかったりするのであれば、一度トレーニングを入れてみてもいいかもしれません よく、自分のワンちゃんを観察してみましょう。