ドッグトレーナー佐々木の
しつけコラム

Vol.12 イケナイ事には天罰を

前回は、褒める事についてお話しましたが、今回は「イケナイ時の対処法」のお話をいたします。一般的にイケナイ事をした時は、「叩いたり」「身体に触って押さえつけたり」・・という具合に対処されている方が意外と多くおります。そのようなしつけをしている方のお話を聞くと、その場ではやめるけど、すぐにまた繰り返したり、遊んでしまって余計興奮したり・・となかなか良い方向に向かわない事があります。そこで私が、オススメしているのは「天罰」です。 例えば、100円ショップで売っているような金物の貯金箱に10円玉を何枚か入れてください。これだけで、天罰の出来上がりです。

そして、ワンちゃんがいけない事をした瞬間に「イケナイ!!」と言った後、ワンちゃんとの視線を外しながら貯金箱を「ガラガラ!!」と鳴らしてください。ここで、目を合わせてしまうと天罰の意味がなくなりますので注意してください。どこで鳴ったか分からないようにしてください。

大抵のワンちゃんは金物の音を嫌いますので、驚いてイケナイ行動を辞めます。

ポイントはその後です辞めた行動に対して、必ず呼び寄せて辞めた事に対して褒めてあげてください。これは、前回のコラムでもお話しました。ワンちゃんも何か、メリットがないと覚えようとしないので必ず「褒める事」は忘れないでしましょう

そして、天罰のその後にワンちゃんに対して「今の音何処からなったんだろうね?怖かったね~」というような感じで、天罰の音から飼い主さんはワンちゃんを「叱る」のではなく「守る」と言う風に変えて教えてください。

ポイントはその後です辞めた行動に対して、必ず呼び寄せて辞めた事に対して褒めてあげてください。これは、前回のコラムでもお話しました。ワンちゃんも何か、メリットがないと覚えようとしないので必ず「褒める事」は忘れないでしましょう。そして、天罰のその後にワンちゃんに対して「今の音何処からなったんだろうね?怖かったね~」というような感じで、天罰の音から飼い主さんはワンちゃんを「叱る」のではなく「守る」と言う風に変えて教えてください。

そうするとワンちゃんは「イケナイ行動」→「イケナイ!といわれたら怖い音が鳴る」→「驚いてやめる」→「飼い主さんが呼んでくれてご褒美をくれて守ってくれる」→何度か続けてるうちにわんちゃんは・・→「イケナイ行動をしようとする前に飼い主さんの所へいけばいい事がある!」と言う風に理解をしていきます。

叩いたり、身体を押さえつけたりして教えると、ワンちゃんは叱れば叱るほど逃げていこうとしますが、この方法で教えていくとワンちゃんは叱れば叱るほど飼い主さんのところに寄ってくるようになってきます。ワンちゃんにも人にもストレスのない教え方でイケナイ事を理解させるのはとても大切ですね。ご自宅のワンちゃんにも是非チャレンジしてみて下さい。