ドッグトレーナー佐々木の
しつけコラム

Vol.10 愛犬の行動を観察しましょう

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ワンちゃんの行動には様々な理由があります。これをしたからといってワンちゃんが悪かったり、良い子だったりと、判断する前にワンちゃんの行動をよく観察して見る事が大切です。よく、相談を受けるのはトイレのしつけです、ワンちゃんはトイレが汚れていたり、同居犬の匂いがあると、そのトイレで排泄しないことがあります。それから、その子に合ったサイズのトイレを設置していなかったり、膀胱炎など、泌尿器系の病気を患っていたりする事も考えられます。
吠えについてもそうです。人通りが多い場所にケージを置いたり、家の中から車の動きが窓から見えたりするとワンちゃんは吠えてしまう事があります。ワンちゃんにとっては当たり前の行動ですが、人にとってはちょっと迷惑になるかもしれない行動ですね。そこで、ちょっとワンちゃんの行動を観察してみてケージを人通りの少ないところに移動したり、窓にすりガラスのシートを張ってみたり色々工夫をして、少し環境を変えてあげるだけでもワンちゃんに変化がみられる事もあります。
咬み癖などは、飼い主様がワンちゃんに手遊びをしていたり、ワンちゃんの体調が悪かったり、怪我ををしていないか?まず、自分のワンちゃんに対する接し方やワンちゃんの体を観察してみてください。
問題行動も、すべて犬が悪い!と決め付けてしまう前に毎日しっかり、ワンちゃんの行動を観察する事はわんちゃんと生活するうえでとても大切になってきますね。自分のワンちゃんを知る事!これを忘れないでワンちゃんと接しましょう。きっと良い関係がもっと作れるのではないかと思います。