犬の毛玉に悩まされる飼い主さんは多いかと思います、特にこの時期は雨が多く犬の毛が雨に濡れたままで乾かさずにいると、湿った毛が絡み合って毛玉の原因となってしまいます。特にできやすい個所は、耳の後ろ、首輪まわり、足の付け根、おしり、おなかなどと意外と沢山気を付けなければならない所があります 毛玉を放っておくと、皮膚病や炎症を起こしてしまい治療をしなくてはならなくなってしまう事も・・・。
一番の予防法は乾かす事とブラッシングをする事!!ですが、乾かすといっても半がわきで放置している方が意外と多く、カビの原因にもなってしまいます。 自宅で犬をシャンプーした時に乾かす時も同様で、乾かすといっても表面だけではなく内側も完全に乾かさなくてはいけません。乾いたかな?と思ったら指で犬の皮膚をこすってみて湿り気がないようであればOKです!
そして、ブラッシングですが、これがまた苦手な犬が多く毛玉ができやすい個所は特に嫌がったりするので飼い主さんも諦めてしまいがち・・・! ここで、裏技!! 犬がブラシを嫌がってしまう時はテーブルの上や高くて狭い所に乗せてみましょう。 大抵の子は高い所に乗せると動けなくなってしまいます。その隙にご褒美を与えながらブラッシングをします。ブラシも表面だけかけている方が多く、それだと根元がものすごい毛玉で張り付いてしまいます。
(図1)ブラシをかける時は毛を一度逆立てます
(図2)根元からブラシをかけます
(図3)コームを使い毛のもつれを取り除きます
この3つの作業をドライヤーで乾かしながらすると乾きも早く、毛玉や毛玉の原因となるもつれが取り除くことができます。嫌がってしまう場合は2人がかりでおやつなどを与えながらすると、次第に落ち着いてお手入れさせてくれるようになってくれます。できてしまった毛玉を取り除く場合は自宅でハサミを使用してバツン!と切ってしまう方も多いのですが、誤って皮膚まで切ってしまった!!という事も少なくありませんので暴れたり、嫌がるようでしたら、動物病院やトリミングサロンなどでカットしてもらうといいかと思います。その前に毛玉はできる前に予防!が肝心ですね★