ドッグトレーナー佐々木の
しつけコラム

Vol.33 愛犬家である限り最低限のマナーを守りましょう

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犬のお散歩中に、「あら~かわいいわね~!」といって突然触ってくる人がいます。この行為は自然に見えますが、お散歩中の人や犬にとってはどう思われるでしょうか?

人が苦手な犬であれば当然唸ったり、咬みつきにいく事もあると思います。逆に人が大好きな犬であっても飛び付いたり、顔を舐めたりします。

突然触ったのは人の方なのにその場合は咬みついたり、飛び付いたりした犬が悪いと言われてしまいます。 この時できれば「触ってもいいですか?」と一言聞く事です。 お散歩している側であれば、「うちの子は人が苦手なので・・」や「一度落ち着かせてからでもいいですか?」とハッキリ伝えてから触らせるなり回避するなりしましょう。

犬同士を挨拶させる時も一言「挨拶させても大丈夫ですか?」と聞きましょう。

このような一言が大きな事故や相手に不快な思いをさせてしまう事を防ぐのです。
その他にも・・

おやつをよその犬に勝手にあげる事
これはアレルギーだったり、お腹が弱かったりする子が多いので勝手に与えてはいけません。かならず飼い主に確認をしてから与える事

お散歩中の排泄物の始末は必ずする事
ウンチは持ち帰り、オシッコは水で流す等する事、オシッコの場合そのままにしている飼い主さんが多く異臭の原因となります。

マーキングはさせてはいけません
男の子なら当たり前の行動と思ってらっしゃる方も多く、マーキングは終わりがない為、周りの迷惑となってしまいます。 犬連れOKのカフェなどに連れていく時はマナーバンドを必ずつけていくように心がけましょう。

小さいお子様は保護者が注意しましょう
子供が苦手な犬もいるので、お子様が勝手に犬に触ったりしないよう、保護者の方が注意してあげましょう。

最低限マナーを守ってお出かけをすれば犬とのトラブルを十分に防ぐことができます。 カフェやドッグランなど、お出かけの幅も広がりとても楽しいドッグライフを送れるのではないでしょうか?

次回はお散歩中に注意する事についてお話ししたいと思います。