「うちの子ごはんを食べないんです！わがままかしら？」・・・とよく質問される事があります。特に多いのが生後８か月頃から１歳の間の時期が多いようで、今まで食べていたのにどうしてかしら？ と、 疑問に思う飼い主さんがとても多くいます。実際に我が家の犬も同じように食べなくなる時期がありました 何故かと考えたところ、おそらく原因は摂取エネルギーが多い割には消費が少ない事にあるのではないかと思われます。

つまり食べているけど運動不足・・・という事です。

犬は私たちが想像している以上に運動が必要です。食べているのにお家で寝てばかりでは消費しませんよね。あまり食べさせていないのにどんどん太っていく犬も同じような状況です。

パッケージのウラ通りの分量を与えていても消費しなければ十分足りているので犬の方も食べずに自分で調整していくのではないかと思われます。もう１日１食でおなか一杯なのですから。

そのような時にうちの子おかしい！わがままかしら！と「おやつ」を与えたり、手で無理に食べさせたりする飼い主さんが殆どです。そうすると、食べないと「おやつ」が貰えると思い余計に主食のフードを食べなくなっていくのです。

そして生後８か月～１０か月頃は子犬から成犬に変わっていく時期でもあり、子犬用の高カロリーフードからカロリーが下がった成犬用に切り替わる頃です。うちの子はまだ１歳じゃないから子犬用でいいわ・・・と思っていても犬の体の中ではもう大人となっている場合があり、犬が自分で「もうこれ以上いらない」と調節する事もあるので、そのような行動が見られた場合は成犬用に切り替えるか、１食抜いてみて、気持ち少なめに与えてみてもいいでしょう。

食べないからと言ってオヤツを与えたりするのはストップしましよう。