神経科(内科・外科)

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このような症状はありませんか?

  • 全身の痙攣
  • 発作
  • つまずく
  • 体が震える
  • 立てない、歩けない
  • 首が傾く
  • 眼が揺れる
  • 眼が見えない
  • ぐるぐると回る
  • 意識がもうろうとしている

当院グループでは、ワラビー動物病院、はとがや動物病院、どうぶつ園通りの動物病院にて、神経科の専門外来も行なっております。詳細は本ページ下部をご覧ください。

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神経科の検査一覧

  • 神経学的検査
  • 血液検査(一般血液検査、内分泌検査、各種感染症の抗体・抗原検査など)
  • レントゲン検査・超音波検査
  • 脳脊髄液検査(※紹介先の画像診断センターにて実施)
  • 高度画像診断(CT・MRI)(※紹介先の画像診断センターにて実施)
    ※上記検査は病状に応じてご相談の上実施します
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神経科でよくみる病気

てんかん(特発性てんかん)

全身のけいれんや体の部分的なけいれんなどの発作(てんかん発作)を起こす脳の病気です。通常は1〜5歳に発症します。神経学的検査、血液検査などを行い、脳のMRIや脳脊髄液検査、脳波検査などを実施することもあります。治療は、抗てんかん薬という発作を抑えるお薬で治療します。

前庭障害

目が揺れたり(眼振)、首が傾く(斜頸)、ぐるぐる回る(旋回)などの症状が出ます。原因は、中耳炎・内耳炎、脳の病気、ホルモンの病気(甲状腺機能低下症)などがあります。血液検査、レントゲン検査などを行い、MRI検査にて脳や中耳の確認が必要な場合もあります。治療は原因に応じて行います。

椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニアはダックスフントを代表とする軟骨異栄養犬種で多く発症します。内科療法で改善することもありますが、重度の場合は手術が必要となります。当院ではMRI検査やCT検査、脊髄造影検査による病変部位および重症度の評価を行っており、その子に合わせた治療法を提案させていただきます。

その他の病気

  • 顔面神経麻痺
  • 脳腫瘍(髄膜腫,グリオーマなど)
  • 特発性脳炎[肉芽腫性髄膜脳脊髄炎,壊死性髄膜脳炎(パグ脳炎),壊死性白質脳炎]
  • 脳奇形(水頭症など)
  • 脳血管障害(脳梗塞・脳出血)
  • 頭蓋頸椎接合異常(CJA)
  • 脊髄空洞症
  • ウォブラー症候群
  • 馬尾症候群

神経科の専門診療科のご案内

神経科の専門外来対応病院

  • ワラビー動物病院
  • はとがや動物病院
  • どうぶつ園通りの動物病院

神経科を専門をする獣医師をお招きし、専門外来を開設しています。
かかりつけ医より状況に応じて受診をご案内させていただきます。

溝口 俊太

神経科の専門外来担当医のご紹介

溝口 俊太
(はとがや動物病院 院長)
溝口 俊太
担当医プロフィール
●経歴
平成20年3月
日本獣医生命科学大学獣医学部卒業
平成20年4月
はとがや動物病院勤務
平成23年4月〜
日本獣医生命科学大学大学院博士課程入学(画像診断学専攻)
平成27年3月
犬猫の神経病学および画像診断学の研究を行う
同学付属動物医療センター神経内科・脳神経外科で診療に従事
はとがや動物病院非常勤
平成29年11月
はとがや動物病院院長就任
令和2年1月
ワラビー動物病院有限会社 代表取締役就任
●業績
執筆
特発性(素因性および原因不明)てんかん
SA Medicine:99号:pp2-5,株式会社インターズー,2015年10月

一目でわかる症候シリーズVol14 運動失調・麻痺②
SA Medicine:108号:pp56-62,株式会社インターズー,2017年4月

てんかんを極める
CLINIC NOTE:No.165:pp20-26,EDUWARD Press,2019年4月

苦手な神経病診断を克服する論理的なアプローチ(基礎編)
CLINIC NOTE:No.175:pp26-47,EDUWARD Press,2020年2月
●学会発表
(口頭およびポスター発表)
2011年
第36回獣医神経病学会
「ウェルシュ・コーギーに認められた頭蓋内組織球性肉腫2例のMRI所見と治療経過」

第3回獣医神経病学会・KyotoAR合同症例検討会
「犬で認めた視神経・視交叉奇形の2例」
2012年
第50回日本獣医画像診断学会記念大会
「脳腫瘍におけるADC値とFA値を用いた解析」

第38回獣医神経病学会
「脱力発作と全般性強直間代性発作を呈したシェットランド・シープドック2頭におけるエトスクシミドの有効性」
2013年
第53回日本獣医画像診断学会
「小脳/多系統性アビオトロフィーを疑った犬の2例におけるMRIを用いた小脳萎縮率の有用性に関する検証」

第47回日本てんかん学会学術集会
「新規特発性てんかんモデルとしての自然発症性てんかんネコにおけるMR画像上の特徴」
2014年
第157回日本獣医学会学術集会
「自然発症性家族性てんかん猫家系における脳波およびMR画像を用いた発作側方性の検討」

第3回NMS Epilepsy Network Meeting
「自然発症性家族性てんかん猫家系における発作間欠期と発作直後のPerfusionおよびDiffusion MRパラメーターの比較検討」
●学術論文(原著のみ)
Mizoguchi S, Hasegawa D, Kuwabara T, Hamamoto Y, Ogawa F, Fujiwara A, Matsuki N, Fujita M Magnetic resonance volumetry of the hippocampus in familial spontaneous epileptic cats. Epilepsy Research. 2014; 108(10), 1940-1944.

Mizoguchi S, Hasegawa D, Hamamoto Y, Yu Y, Kuwabara T, Fujiwara-Igarashi A, Fujita M. Interictal diffusion and perfusion magnetic resonance imaging features of cats with familialspontaneous epilepsy. Am J Vet Res. 2017; 78(3): 305-310.
●資格
獣博士(獣医学)(2014年度学位取得)
博士論文「家族性自然発症性てんかんネコのてんかん原性領域における病態解析:脳波,画像および病理学的検討」
●所属学会
獣医神経病学会(同学会評議員就任)
日本獣医生命科学大学大学院特別研究生(2015年より在籍)
ワラビー動物病院グループ

ワラビー動物病院

埼玉県蕨市南町2丁目31番21号

ワラビー動物病院HP

はとがや動物病院

埼玉県川口市坂下町3丁目31番15号

はとがや動物病院HP

どうぶつ園通りの動物病院

北海道旭川市豊岡13条5丁目4番25号

どうぶつ園通りの動物病院HP