ドッグトレーナー佐々木の
しつけコラム

Vol.149 ドッグランに行ってみよう

お家で遊んだり、お散歩では限界もありたまには愛犬を思いっきり広い場所でのびのびと走らせてあげたいものですよね。ドッグランは愛犬の発散や他の犬とコミュニケーションも取れるのでマナーやルールをしっかり守っていけば最高の遊び場となります。ドッグランで遊ばせる為には何が必要なのか?どうすれば犬との良い関係が出来るのか今回はお伝えしたいと思います。

イメージ

ワクチン、健康チェックを終えてから行きましょう
沢山の犬が来るので感染症の予防は必ず必要となり、5種以上の混合ワクチン・狂犬病の予防接種をしましょう。皮膚の疾患、便の異常、耳の異常が無いか動物病院にて確認してから行きましょう。万が一感染する可能性のある疾患があっては他の犬にうつしてしまう事もあります。

持ち物
ドッグランに来てしまってからでは自宅にはすぐ帰る事はできません。持ち物は時前にチェックしておくといいでしょう。

・リード、首輪装着・排泄袋(3枚以上)・飲み水・オヤツ・ワクチン狂犬病の証明書など出来る限り忘れ物が無いように準備しましょう。

注意する事は、犬に必要以上に大袈裟な洋服やアクセサリーの多く着いたようなハーネスなど装着させないようにしましょう。犬とのコミュニケーションで引っかかったり破損したりする事もあります。出来る限りでシンプルな装着で行くようにしましょう。

呼び戻しやマテのしつけをしましょう
ドッグランは広く、どこかへ行ってしまったり、他の犬と遊ばせすぎて興奮状態になったりした場合はマテ、あるいはオイデをしっかり覚えさせておくとトラブルの防止になります。

ドッグランでの良い遊ばせ方

ドッグランに入った瞬間、いきなりノーリードにしてはいけません。他の犬がいる中へ突然入ると興奮状態となっている場合は特に、ケンカの原因となってしまいます。

まずはリードを着けた状態でドッグラン内を一周して、他の犬と挨拶をさせて、落着いてきたらリードを外しましょう。

遊ばせすぎは、トラブルの原因になります。遊んでいる最中でも時々呼び戻しをして飼い主の存在を見失わないようにしてあげます。犬だけの世界を作りすぎると、本能が強くなってしまう事があるので注意が必要です。

オヤツは自分の犬だけに与えて他の犬にあげないようにしましょう。オヤツを出してしまうと他の犬も寄ってきて取り合いになったりと、トラブルの原因にもなりかねません。出来るだけ最小限にして、自分の犬だけに与えましょう。また、アレルギー等もある可能性があるので、どうしても他の犬にあげたい場合は飼い主さんに確認してから与えるようにして下さい。

イメージ

オモチャで遊ぶ時は他の犬がいないスペースでオモチャもオヤツと同じように、取り合いのケンカになったり、独占して返してくれず、飲み込んでしまう事故も少なくありません。オモチャで遊ぶ時は貸し切りのドッグランを利用する等、沢山の犬がいるようなドッグランでは出さないようにしましょう。初めてのドッグランがトラブル続きになってしまったら愛犬に取ってトラウマになってしまう可能性もあるので、ドッグランで他の犬と遊ばせる時は慎重に行いましょう。

このようにしっかりルールを守りながらドッグランで遊ばせるようにすると、犬ばかりではなく、飼い主さんとの関係も深まり、発散も出来るようになります。他の犬がどうしても苦手な場合は貸し切りのドッグランもあるので、確認してみるといいかもしれませんね。(DOGWANでは貸し切り可能です)愛犬に合った発散方法でドッグランに行ってみてはいかがでしょうか。