ドッグトレーナー佐々木の
しつけコラム

Vol.135 愛する者を一緒に愛する

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わが家に新しい犬が仲間入りしました。もうすぐで2歳になるトイプードルのお婿さん候補「ぴーた」です。

もう成犬ですが、順応性も高く犬との関わりも上手で他の犬たちも、すぐに受け入れてくれました。今まで外の世界を知らなかったので、人とのふれ合いや生活音が少し苦手なようで、慣らすトレーニングをしつつ常に生活を共にし、信頼関係を向上させています。

とても賢い子なので、まだ我が家に来てから3ヶ月ほどですが、アイコンタクト、タッチトレーニング、朝と夜の寝る時間、トイレ、等はマスターしてくれました。 聞き慣れない音やテレビ等は怖いようで、少しずつ慣らしていけば問題なさそうです。

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フリーにしてみて、私との行動を一緒にしていくうちに我が家の老犬あずきの介護をしていると、 ぴーたがあずきに寄り添う様になってきたのです。他の犬たちは老犬の為か、私が注意をしているからか、あずきとは距離を置いてなかなか近づかないのですが、ぴーたは何かに気が付いたようで介護の時は勿論、あずきが寝る時、歩いてる時等は常に寄り添う様になったのです。まるで一緒に守ってくれているような感じで、あずきの側から離れません。

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このように、飼い主が守る物は共に守ると言う本能が犬にはあります。
私と生活していくうちにぴーたは気が付いたのでしょう。とても仲間意識が強く従順なのかと思います。
ヤキモチでは無く、良い意味で仲間を守る、お母さんが愛してる物は自分も愛する。と言う事なのでしょうね。この様な感情は母となる飼い主がしっかりとした信頼関係を築く事により、どんな犬でも出てくる感情なのです。

実は他の犬たちもこの様な行動をしてくれます。
我が家には現在9匹いますが、新しい子が来てもすぐに仲良く平和な関係となり、犬以外の動物を見せても同じように優しくしようとします。

信頼関係を築く事により、犬と人にとってとても大切でお互い幸せな生活が送れるでしょう。