ドッグトレーナー佐々木の
しつけコラム

Vol.132 しつけのご褒美は惜しまずに

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犬のしつけでおやつを使って教えるとおやつがないと言う事が効かなくなるのでは?と思う方が多く、ある程度覚えてしまったら、ご褒美を使わないでトレーニングしている方が多くいます。
果たしてそれでいいのでしょうか?

自分に置き換えてみましょう!
毎日一生懸命働いて、月に一度の給料日は嬉しいですよね?貰えなくなってしまったらやる気もなくなります。
子供でもトイレを覚えた!片付けが出来るようになった!そんな時はパパやママから褒められ、ご褒美を貰えたら嬉しいのではないのでしょうか?
言葉の通じない犬であれば尚の事!一度覚えたから、大丈夫!では無いのです。
出来るのであればトイレのしつけも毎回ご褒美を与えてOKなのです。
与えないでいると、出来るはずのトイレも失敗ばかりするようになってしまいます。
犬は一度覚えた事は一生ではないので、忘れないうちにご褒美を時々与え忘れないようにしなくてはいけません。
どんな生き物でも報酬があれば頑張ろうとします。
家庭犬ですので、訓練の競技大会に出る訳ではありませんから、しつけをする際にはどんな時であってもご褒美のおやつやおもちゃを与えるようにすれば、どんどん賢いワンコに変身するでしょう。
人には言葉があっても犬には言葉がありません。
言葉で叱っても、伝わっているようで伝わっていない事が殆どです。
ご褒美は犬との会話と思ってしつけに取り組みましょう。
きっと良い関係が築かれていくでしょう。