ドッグトレーナー佐々木の
しつけコラム

Vol.91 犬の遺伝疾患検査

以前にもお話した事がある犬の遺伝疾患検査
疾患を持っている親から生まれた子犬はもちろん遺伝します。
親犬が発症していなくても子犬に症状が出てしまう事が多くあり、若くして愛犬を亡くしてしまう事も多くあります。

ペットショップが増えた現代、遺伝疾患検査をしているブリーダーさんはまだ少ない状態です。
もし子犬を迎えたら遺伝疾患検査をお勧めします。
3歳になり突然病気になってしまった・・。という事も事前に疾患を知っていれば対処も早くできます。
そして、病気と知っておけば勿論繁殖はできませんので疾患検査をせずに一般家庭で行われる繁殖も防ぐ事が出来ます。

我が家のトイプードルこまめですが、いつかは子犬を産ませる予定があるので「オリベット」という遺伝疾患検査をしてくれる所があり、検体をオーストラリアまで送り検査をして貰いました。
検体とは、犬の頬の内側の粘膜をブラシのようなもので擦りそれを送ります。
簡単に採取できますので自宅でも可能です。

4週間ほどで結果は来ます。
全て英語なので和訳が大変ですが、分からない物ではありません。

ちなみにこまめは遺伝疾患はオールノーマルでした(遺伝子感は全てクリア)※画像参照

イメージ

これで我が家のこまめから生まれる子犬は遺伝疾患になる事はありません(相手の犬もクリアであればの話)
正しい繁殖するという事はここまで必要になるのです。
子犬からこの遺伝疾患検査は可能なので、念のため子犬も同じ検査をする予定です。

そして疾患だけではなく犬の毛色の遺伝子も分かります(形質)
これは専門用語になるのでちょっと難しいですが、レッドのこまめからブラウンの要素はあるか?等です。
こまめはブラックの要素がキャリアとなっています。
もしかするとレッド同士の掛け合わせでもブラックが出るかもしれません。

自分の犬を知るために、そして正しい繁殖をする為に遺伝疾患検査してみませんか?
詳しくはDOGWANまでお問い合わせください★