ドッグトレーナー佐々木の
しつけコラム

Vol.63 しつけが出来あがってから2匹目を!

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1匹目の犬のしつけが終わってないうちに2匹目を迎えてしまう飼い主様が多くいます。
2匹目は子犬だとすれば、母親がそばにいないので先住犬を兄弟犬または母親と思いながら接しようとするので先住犬の行動の真似をしようとする傾向にあります。
この時、もし1匹目の犬がトイレを覚えていなかったり、吠えたりするようなのであればそれも一緒に真似をしてしまうようになります。本当の兄弟でもないのにまるで性格が同じになってしまうのです。
犬は犬同士で連鎖する本能を持っています。そして上位の者に従う本能もあります。
1匹目が人に対して咬みついたり威嚇したりする子なのであれば、2匹目もそれを見て学習してしまうので同じ行動をとろうとしてしまいます。それを予防するには、まず1匹目のしつけをしっかりする事。
日常におけるしつけがしっかり入っていれば2匹目は1匹目に教えられるので2匹目のしつけがとっても楽になるのです。
まだトイレを覚えていなかったり、甘噛みがあったりする状態で新しい犬を迎え入れるのは要注意です。
よく考えて2頭目を迎え入れましょう。