前回、犬の体に触れる事の大切さのお話をしました。
ではどのように進めて行けばよいのでしょうか?今回はタッチトレーニングの進め方についてお話しいたします。
子犬は母犬に転がされたり、おなかを見せておしりや陰部を舐めて排泄物の処理をします。
そのようにされているうちに、母親に対する信頼関係が築き上げられていきますが、お家に迎えた子犬にはすぐにゴロンをさせたりさせる事も少なく、嫌がったらすぐに開放してしまったり、休んでいたらそっとしておいたりする事が殆どなのではないでしょうか?
しかし、そのような生活を犬にさせてしまうと、人との信頼関係や主従関係が乱れてしまい自分だけ信じて生きて行こう!という気持ちになってしまい、リーダーシップを取るようになってしまうのです。
できるだけ、母犬と同じような接し方で子犬の時代はコミュニケーションを取ってあげなくてはいけません。
ポイントは暴れても放さない・叱らない・人が触りたい時に触る(寝ていても)と言うのがポイントです。
犬の世界では寝ていようがご飯を食べていようが遊んでいようが関係なく、子犬同士でじゃれ合ったり母犬に転がされたりして成長します。
できるだけ人が主導権を握って犬と接してあげるようにしましょう。
※嫌がるようであれば無理をせずご褒美を与えながら行ってください。
次第に、触られる→良い事が起きると理解するようになってきます。
犬の大きさ関係なく、このように体の色々な部分に触れるようにしましょう。
口・耳・足・尻尾等触れるようになるとより、信頼関係が出来上がってくるでしょう。
犬のペースに合わせるのではなく、人のペースで犬に合わせてもらうと良いですね!