我が家のトイプードルの子犬達は生後66日を迎えました。
もう立派なトイプードル、小さい体にパワフルな身体能力を持っており家じゅう物凄い速さで駆け巡っています。
生後一か月の時とは違い母犬の教育にも火がつきました。
母乳をせがもうとする子犬に対し、転がして首元を甘噛みします。
何度も何度も繰り返し、子犬が諦めるまで母親の教育が続きます。
この時に母犬は
●仰向けにさせる
●首元を咬む
●手を咬む
●おなかをつつく
等の行動をします。
これは全て服従のトレーニングにつながってくるのです。
母親は生後2か月から子犬に対し本格的な教育に入って行きます。
甘噛みのしつけもこの時に母犬がしっかり教えていくのです。
母犬は強し!!
ある時、母犬がガムを噛んでいた時に子犬が横取りをしようとしました。
するとその瞬間、おだやかで一度も唸った事がない母犬なのですが横取りしようとした子犬に対し一喝「うううーー!!わん!」と鼻でつつきました。
すると子犬はキャン!と鳴きその場を離れていったのです。
それからガムを横取りしようとしたり、母犬から食べ物を奪う事はしなくなりました。
これは独占欲をつかせないトレーニングになります。ひとりの世界だと、奪う相手も叱ってくれる相手もいないので、全て自分一人の物だ!と思い込み、 人に対しても食事を取ろうとしたりすると咬みついたり唸ったりするようになるのです。
親離れする3か月までの間に母犬は子犬にしっかりと主従関係を学ぶのです。
しかし、母犬がどうしても教えてあげれない事があります。
それは、
●ケージトレーニング
●トリミングのお手入れトレーニング
まずはケージトレーニング、これは新しいお家に行った時に夜泣きをしないようにひとりでケージで過ごすトレーニングが必要になります。
今まで兄弟や母親とベッタリだった子犬はいつかひとりでハウスのトレーニングをしなくてはずっと大騒ぎのままになってしまいます。
ひとりでも寂しくないんだよ、楽しい事があるんだよ、という事を「コング」等を使い教えて行きます。あまりにも要求の鳴き声がひどい場合は「天罰」を用います。
空き缶に石ころを入れた物などで、鳴いたら大きな音でドキッとさせて、静かになったら褒めてあげる事をくりかえし教えます。
もう一つのトレーニングはお手入れとなります。
特にトイプードルはカット犬種ですので、物心付く前からシャンプーやブラシ、バリカンには慣れるトレーニングは必要となってきます。
今まで母親との関係に人間も入り込むので信頼関係を築く為「タッチトレーニング」を始めにします。すると安心感が出てくるので子犬はウトウトしてくるので、その時にブラシをそっと体に当て、少しずつ慣らしていきます。
ブラシが出来たらコームです。コームが出来たら耳のお掃除と耳毛抜きのトレーニングという感じで出来る事を少しずつ増やしていきます。
今の所2匹の子犬達はシャンプー、お手入れは100点と順調です!
このまま良い子に育って欲しいですね^^
これからの子犬達はお勉強する事が盛りだくさんです!
次回は生後3か月になった子犬達のトレーニングについてのお話をいたします。お楽しみに