ドッグトレーナー佐々木の
しつけコラム

Vol.110 冬の犬との遊び

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とうとう旭川にも初雪が降りました、今年は少し遅い積雪となりますが、犬たちはやっぱり雪が好きなようで我が家の犬たちも大喜びで運動場を走り回っています。

しかし、夏場と違い寒い冬は人も犬も長時間外にいる訳にはいきません。
犬の毛質でシングルコートとダブルコートと言うものがありますが、毛の密度が高いダブルコートはある程度雪の中で過ごしても寒さを感じませんが、密度の少ないシングルコートの犬は寒さの対策は必要になってきます。

ダブルコートで代表的な犬種:ポメラニアン・柴犬・シベリアンハスキー・ゴールデンレトリバー・ボーダーコリー等
シングルコートで代表的な犬種:トイプードル・ヨークシャーテリア・コッカースパニエル・ウィペット・マルチーズ等

シングルコートの犬種は寒さにとても弱いのでウェアー等の着用は必須になると思います。
出来る事であれば全身タイツの様なフルスーツがお勧めです。
雪が降ったら雪玉を投げてキャッチさせたり、散策が好きなワンコは雪の中でかくれんぼも良いかも知れませんね。

長毛犬は雪玉に注意!
雪遊び中に足回り、内股、胸に大きな雪玉がついてしまう事があります。
固まった雪玉で体を覆われると、まるで冷蔵庫の様になってしまい凍傷やしもやけを起こしてしまう事があります、着いてしまった雪玉は素早く撤去してあげましょう。
ロングヘアーのワンコやトイプードルは雪遊びの後は水に濡れている状態で、放置しておくと毛玉の原因となってしまいます、遊んだあとは乾かして、念入りにブラシをかけてあげましょう。

肉球のケアも忘れずに!
長時間外で遊んだ後は肉球が切れてしまう事があります。
特に肉球がまだやわらかい若年のワンコに多く足の裏はお散歩の後にチェックするようにしましょう。
お散歩の前と後に肉球クリームをこまめに着けてあげると予防できます。

温かい飲み物もOK!
雪で遊んだ後は元気に見えても身体が冷えているという事もあります。
冷たい水ではなく、少しぬるいぐらいの水を飲ませて水分を補給してあげましょう。

犬が喜ぶからといってもやはり冬の旭川はマイナスの気温が続いてしまいます。
体調の管理は飼い主が管理しないといけませんので、キリの良い所でセーブしてあげて体調管理をしっかりしながら雪遊びを楽しみましょう!