子犬は生後3か月頃から甘噛みがピークに出てきます。
その頃は通常兄弟や親と一緒にいる時期でもあり日常にじゃれ合ったりする相手がいないと人の手にじゃれつき噛みついたり追いかけたりするようになっていきます。
子犬に人の手の感触を覚えさせてしまうと、常に人の手を噛む癖がついてしまいます。
そんな時は手を噛ませずに、噛んで良いおもちゃ等を出して噛ませるようにしましょう。
おもちゃを噛んでいる時は沢山声をかけてあげて楽しい事を教えて下さい。
部屋の中でフリーにして遊ぶ時は噛んではいけない物には「しつけの苦いスプレー」等をあらかじめかけておきます。
子犬用の噛んでいいおもちゃにはかけないでおきます。
そうすると自発的に噛んでいいものと良くない物を考えて選ぶようになっていきます。
勿論人の手にもあらかじめかけておいて予防しましょう。
そしておもちゃで遊ぶ時に「引っ張りっこ遊び」も試してみて下さい。
物欲も出て、人の手に執着しなくなってきます。
そうなるとこちらの勝ちです。
出来るだけ人の手以外のものに集中できるように教えてくことが大切です。
この頃の子犬はやんちゃ真っ盛りですが、8か月を過ぎた頃から次第に大人になって甘噛みも無くなってきます。
特に3か月未満で親から放された子犬に甘噛みが強く出る傾向にありますので3か月未満の子犬を迎えた時は特に気合を入れてしつけに取り組んでください。
大切な子犬の時期の1年間は一生に関わってきます。
この時期は手抜きをせずに子犬に時間を注いであげましょう。