雷・花火・チャイム・屋根の雪の落ちる音・除雪車など怖がる犬がとても多くいます。吠えるだけならまだしも、家の中で逃げ場を探そうとあちこちを行ったり来たりしたり、扉を破壊して外に出ようとする犬もおります。
外出して戻ってきたら散々な事になってしまい、扉などをひっかいた犬の爪や鼻先からは出血したりしている事も・・・。
なぜこのような恐怖症が起こるのか?すべて経験の不足からなってしまう問題行動なのです。
小さい頃から色々な音を聞かせて、できるだけ外出もさせてあげます、たった1週間外の世界を経験させなかっただけでも、外が大嫌いになってしまったり。車が怖くなってしまったりしてしまいます。
音に対してもそうで、特に頼れる人が側にいないとパニックになってしまう事もあります。
まずは、飼い主との信頼関係を築く事で「ここにリーダーが守っているから安心だよ」と理解させます。
リーダーがいないと自分の身は自分で守らないといけないと思いこみ、飼い主がいるのにもかかわらず、逃げ場をさがしてパニックになってしまうのです。
一番の解決策は、できるだけ外に出してあげてドッグランやカフェ・友人宅・ペット連れ可のホテル・犬の保育園などに預けてあげる事です。
自立心を身に着けさせることで、自信がついてきます。犬に自信がついてくるとちょっとした物音にも反応しなくなってきます。
いつまでもべったりしていては怖いものも増えていくばかりですので。愛犬の為に色々な所へ出掛けてあげましょう。