ドッグトレーナー佐々木の
しつけコラム

Vol.28 甘噛みの時期には犬同士でコミュニケーションを!!

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生後2か月頃から歯の生え変わり新しいはが生える7か頃までは本来であれば子犬同士でじゃれ合い咬み合っている時期でもあります。

母親や兄弟犬と離れてしまってショップにきた子犬はじゃれ合う相手もいないし、叱ってくれる母親もいません。遊びがメインのこの時期に相手がいないと子犬を迎え入れた家庭で人間が兄弟犬の代わりとなってしまい、人の手足にじゃれ咬みをしてきます。

人間の方も兄弟犬の代わりをしてあげるべきなのですが、人の方にも限界があります。1日24時間じゃれ合う余裕があるわけでもないですし、子犬の歯はとがっていて皮膚にあたるととても痛いです。おまけに手を遊び相手と思ってしまうと、歯が生え変わっても咬み癖はエスカレートして次第に本気になってしまう事も・・・。

そんな時は子犬同士・・・または友好的で遊んでくれる成犬と遊ぶ時間を増やしてあげると咬み癖がピタリと落ち着いてきます。

人の手は遊び相手ではなく、おやつをくれたり撫ぜてくれるものなんだ・・・と思いじゃれていいのは犬同士だけなんだ!!と思うようになってきます。動物病院で行っているパピーパーティーに参加するのもとても大切です!もし、参加するのが難しい状況であればドッグランに行って年齢の近い子と遊ぶのもいいでしょう。沢山もまれていい子になっていくかと思います・・・

最後に一つ注意する事は犬同士で遊ばせる時、必ず相手がやさしい子である事、威嚇したり、吠えたてたりするような相手とは避けるようにしてあげましょう。