ドッグトレーナー佐々木の
しつけコラム

Vol.34 愛犬のお散歩中に注意する事

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前回はマナーについてのお話をしましたが、今回は「お散歩中に注意する事」をお話しいたします。犬というより人間側が注意する事が沢山ありますね、こちらが気を付けばトラブルにつながる事を防ぐ事が できます。

  • ノーリードは禁止。ドッグランなど犬をフリーにして良い所のみでしましょう。お散歩中は絶対にノーリードにしてはいけません。
  • リードの長さを考えましょう。よく使用されるのは伸縮リード(フレキシリード)ですが、これによる 事故は結構多くあります。うちの子は大丈夫!と思い込んでいても急に他の犬に脅かされたり、子供が突然追いかけてきたりなど犬がパニックになってしまい、車道側に飛び込んで事故につながる事もあります。お散歩の時は伸ばしっぱなしにせずに、ロックをかけて、公園等についたらロックを解除する等心がけましょう。
  • リードの長さも120センチ前後にしましょう。それ以上長くすると急な動き対応できなくなります。
  • 犬同士の出合いがしらのケンカも多くあります。できるだけリーダーウォークを心がけ、犬が先頭を歩かないようにすれば、ケンカを未然に防ぐ事ができます。犬を先頭を歩いていると犬同士が先に顔を合わせる形になるので飼い主が気がつく前に犬同士が先に出会う為ケンカになってしまいます。
  • 拾い食いはさせないように!!ついついさせてしまうのが拾い食い・・・タバコ・虫・石・花や草など・・・中には食べると中毒を起こす植物もあるので注意が必要です。常におやつをポケットに入れて、「そっちよりこっちの方がおいしいものあるよ~」と思わせるようにしてみましょう。
  • アスファルトの熱には注意を!!夏は地面の温度が急上昇します出かける前にアスファルトを手で触り、温度を確認してからお散歩に行きましょう、靴を履かない犬は火傷の原因になってしまう事もあります。

・・・とあげればキリがありませんが、そのほかにも糞尿の始末、子供との接触等、気を付ける事が意外と沢山あります。日ごろから気を付けていれば大きな事故につながることはありません。拾い食いやお散歩の引張りなどあまりにもひどい場合は信頼のおけるドッグトレーナーに相談してみるといいでしょう。愛犬と飼い主と絆がより深まってくると思います。