ドッグトレーナー佐々木の
しつけコラム

Vol.23 犬のお手入れ(シャンプー)

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自分の愛犬をシャンプーした事はありますか?

シャンプーの手順をマスターしてしまえばさほど難しいものではありません。むしろ飼い主様と愛犬との関係がより深くなっていきます。

子犬の頃からお湯に慣れさせておくとシャンプーがとてもスムーズになります。

シャンプー中でもトリーツなどのご褒美を与えながら慣れさせていくといいでしょう。

シャンプーの手順

  1. ブラシをかけて抜け毛・毛玉・もつれを取ります。毛玉やもつれがある状態で水にぬらすと毛が固まってしまい、毛玉の原因になってしまいますので気をつけましょう。
  2. シャンプーをします。シャンプーは犬用を必ず使ってください。お湯の温度は人が少しぬるいと感じる35度ぐらいが目安です。お湯をかけて体を十分に濡らします。シャンプーを使い洗いましょう。洗う順番は顔を一番最後に洗います(顔が一番嫌がるので最後にします)
  3. リンスをしましょう。シャンプーが終わったら顔から順番にすすいで、リンスをしましょう。リンスをする事によって毛に艶を出し、もつれやホコリや汚れをつきにくくします。全身にリンスを馴染ませたら顔から先にすすいであげましょう。
  4. すすぐ時はしっかりと!シャンプーやリンスが体に残ってしまうとフケの原因になったり、荒れてしまったりする事があります。脇や内股・お尻の毛の部分などすすぎ残しがないか、念入りにチェックしましょう。
  5. タオルでしっかり拭きます。水分がある程度なくなるまでしっかりタオルドライをしてください。耳に水が入ってしまっている場合はティッシュを「こより」にして耳に入れて水分を吸い取ってあげましょう。全身の毛はしっかりタオルで水分拭き取り、ある程度吸収させておくと、ドライヤーが短時間で済み愛犬の負担を防ぎます。
  6. ドライヤーで乾かします。ドライヤーで乾かす時はブラシを使い、ドライヤーを当て毛を分けながら乾かします。ドライヤーを当てた時に毛が束になっているようでしたら乾いていない証拠です。半がわきのままで終わらせてしまうと、カビがわいて皮膚炎を起したり、毛玉の原因になります。完全に乾くまで行いましょう。
  7. 終わった後は、十分に褒めてあげましょう。

暴れてお家で出来なかったり、抜け毛が気になるという場合はトリマーさんにお願いしても良いかと思います。

ご自宅でシャンプーすると愛犬は安心しますし、コミュニケーションのひとつにもなりますので。

是非一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか?