ワラビーリポート
京都神経病学会 溝口俊太獣医師発表の報告
京都神経病学会 溝口俊太獣医師発表の報告2  12月10日京都にて獣医神経病学会前日に開催された『獣医神経病学会・KyotoAR合同症例検討会』で症例発表をしてきました。
「犬で認めた視神経・視交叉の奇形の2例」というタイトルで発表させていただきました。
どちらの患者さんも先天性(生まれつき)の病気が考えられ、目が見えづらい・眼が揺れる(=眼振)などといった症状で来院されました。
 MRI(磁気共鳴画像法)という体の断面を調べる機械にて検査したところ視神経・視交叉という眼で見た情報を脳まで伝える神経経路の一部に病変が見つかりました。
 幸い日常生活に支障がなく、治療せずに経過を見ることができています。
MRI検査は脳のより詳細な構造まで評価することができ、多くの神経病の診断に役立てられています。
 獣医神経病学会は来年から年1回の開催となり、残念ながら京都での開催は今年で最後となりました。来年は7月に東京大学にて開催されます。

日本獣医生命科学大学放射線学教室・大学院生
はとがや動物病院非常勤獣医師 溝口俊太
京都神経病学会 溝口俊太獣医師発表の報告2